ハイヤーとタクシーを比べてみる

ハイヤーとタクシーはどうしても比べられやすいでしょう。高齢の方によっては、タクシーのことをハイヤーと呼ぶ人もいるくらいです。現代のハイヤーとタクシーは全く違うものと認識されており、比べてみるとさまざまなことが違います。

まずはどのような流れで乗車するのかについて比べてみましょう。ハイヤーは完全予約制となっており、できれば早めの予約が必要です。プランによっては前日までの予約が可能という場合もありますが、遅くとも1週間前には予約しておきたいものです。とくに気に入ったハイヤー会社がある場合、イベントなどが重なれば予約が取れないことがあるからです。タクシーについては予約は必要ありません。タクシー会社に電話をして予約を取ることもできるらしいのですが、基本的に街中を走っているタクシーを拾う形です。余程混雑するような時間帯でなければ、人通りの多いところにいけば、すぐにタクシーは捕まえることができます。

利用用途についてはハイヤーもタクシーもお客様を送迎することが基本となっています。タクシーの場合は、安全運転で目的地までスムーズに送迎することができればとくに問題はありません。しかし、ハイヤーにとっては送迎+αが必要です。+αはお客様に向けての車内サービスや観光案内、依頼内容によっては企画などもあります。車内サービスはWi-Fiサービスやミネラルウォーターなどのサービスがあり、会社によっては小腹を満たすような軽食サービスをしていることも。さらに、観光案内の依頼も増えていることから、観光地の紹介をしたり、お客様が海外の方の場合は英語で案内をしたりします。その場に応じて臨機応変に対応していくことが求められています。

料金については明らかな違いがあります。タクシーは走ったメーターによって決まるシステムであり、走行中に料金の確認ができるようになっています。一方、ハイヤーの場合は各種プランによっては基本料金が違っており、追加でオプションを依頼すればその都度料金が加算されます。予約時に見積もりを出してくれるので、それに納得がいけば契約するというシステムです。さらに、最低貸し切り時間を設定しているところが多く、その時間は3時間程度が一般的です。この時間についてはハイヤーが営業所を出て、依頼業務を終えて、事務所に戻るまでの時間がカウントされます。お客様が乗車していないときも距離も時間も含まれている点が大きな違いでしょう。